イギリスで教育しよう!キャッチメント Vol.2

14.08.2017

キャッチメント Vol.2 

 

 

私達が住む家の場所選びをした際の第一の条件は、気心の知れた友達がたくさんいて2年ぶりに戻ってきた次男を快く受け入れてくれたプレップ・スクールに通いやすい所ということだった。従って再びロンドン北西部に住むことにした。夫の勤め先の出す家賃手当てはあまり高くない。しかし、我々は子供が3人に犬一匹の大所帯なので、寝室が少なくとも4つ要る。なので自然と住まいは都会からは少し離れた場所になる。一方、長男の通うパブリックスクールはロンドン南西、テムズ川の南あるので、北西部といっても通学ができるギリギリのところを選ばないとならない。その結果、私たちはゴールダーズグリーンにターゲットを置いた。家族がロンドンに引っ越す前に夫と長男が不動産回りをしてくれた。そして駅から歩いて5分の便利な場所に学生寮として使っていた6寝室有る大きな家を格安の値段で見つけてきたのでそこにした。 さてその家から通える公立小学校は全部で3校あった。ガーデン・サバーブ・ジュニアスクール、メノーラ小学校、ウェセックスガーデンである。日本であれば、公立小学校の教育方針、施設、教師の質、通ってくる子供の家庭環境などさほどは変わりないが、ロンドンでは一校一校が全く異っている。英国には、リーグ・テーブルという生徒の学力指標があり、どの学校の生徒の学力が高いかは直ぐに調べる事ができる。この3校の中ではメノーラ小学校の生徒の学力が一番高い。次にオフステッド・レポートという政府が出しているレポートを見る。これは政府の調査団が学校に出向いて調査した結果を書いたレポートで、少なくとも各校3年に一度は出されている。その学校の生徒数、校長のリーダーシップ、生徒の学力、生徒の態度、学校への安全に対する配慮から、生徒に対する精神的な助言がなされているか、生徒の資質をのばしているか、カリキュラムはどのように教えられているか、そして、どういう点が改良されるべきかも含めて、調査された内容を見ることが出来る。調査結果は、優(outstanding)良(good) 可(satisfactory) 否(inadequate)の4段階で評価されるが、メノーラは上記の各項目において落ち度はない。そこで、まずはメノーラに電話して長女を受け入れてくれるかどうか聞いてみた。(続く)

 

 

*学校区分の日英比較は大体下記のとおり。(英国日本婦人会発行『ロンドン暮らしのハンドブック』2017年5-8改訂版p。35参照)

 

 

Miho Uchida/内田美穂

聖心女子大学卒業後外資系銀行勤務を経て渡英、二男一女を育てる傍らオペラ学を専攻、マンチェスター大学で学士号取得。その後UCLにてオペラに置けるオリエンタリズムを研究し修士号取得。ロンドン外国記者協会会員(London Foreign Press Association)。ロンドン在住。ACT4をはじめ、数々の日本の雑誌にて執筆中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Share on Facebook
Share on Twitter
Please reload

Copyright © 2017 J News UK 2017