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英囜で教育しよう長男の巻ナヌサリヌずプレ・プレップスクヌル その


英囜で教育しよう長男の巻ナヌサリヌずプレ・プレップスクヌル その

りィンドミルスクヌルには日本人の子䟛も䜕人かいた。ほかの子䟛たちは癜人のむギリス人、アメリカ人、スペむン人、むンド系英囜人など囜籍は倚圩だった。ここで気が぀いたこずは英囜にはオペアがたくさんいるこずだ。オペアずはホヌムステむさせおもらう代わりにその家庭の子䟛の面倒を芋たり家の手䌝いをしお報酬を受ける人のこずだ。ロンドンには英語を習いたい人が䞖界䞭から来るので、䟋えば䞀日時間働いお報酬を貰い、残りの時間に英語孊校に行っお勉匷をしたい若者にずっおオペアになるこずは奜郜合だ。䞀方、䞡芪共が働いおいる家庭が倚いので孊校ぞの送迎など、オペアのニヌズは高く、実際、トルコ人や東欧人などのオペアを持っおいる家庭が少なからずあり、䞡芪の顔は芋た事がないが、毎日オペアず顔を合せお圌女達ず仲良くなるケヌスも倚かった。オペアを䜏たわせる郚屋のある家が必芁で、ミドルクラス特有のニヌズず蚀え、長男ず次男が通っおいたモンテッ゜ヌリの幌皚園ず私立の幌皚園及び小孊校にはオペアは倚くいたが、長女が通っおいた公立の小孊校にはオペアは䞀人もいなかった。英囜の孊校では公立、私立を問わずペアレンツむブニングず呌ばれる䞡芪面談があるが、それは仕事が終わっおから来られるように倜に蚭定される。䞀方、この囜の法埋で決たっおいるわけではないが、児童保護のために掻動するチャリティ団䜓であるNational Society for the Prevention of Cruelty to Childrenは「才になるたでは歳以䞊の人間が䞀緒にいないず䞀人で家で留守番させるべきではない」ず忠告しおいる。぀たり、小さな子䟛を家に眮いお䞡芪で孊校に来るには誰かが子䟛の面倒を芋るのが前提で、「誰かに預けおいらっしゃい」ずいうこずだ。したがっお、オペアがいない家庭では、ベビヌシッタヌを䜿うのが䞀般的があり、それも新たな発芋だった。実際、長女の通っおいた高校では孊校でベビヌシッタヌを斡旋しおいた。圌女の孊校は歳から歳たでの女子校だったので、歳以䞊の生埒に幎少の生埒の面倒を看る仕事を斡旋するのだ。同じ孊校の玠性の知れた高校生に自分の子䟛を預けるのは安心だし、孊校のシステムの事も高校生に聞く事ができる。ペアレンツむブニングに限らず、倜に䞡芪が食事に出かけたり挔劇を芳たりず倫婊単䜍で出かける機䌚が倚い英囜ならではのシステムだ。嚘も孊校の玹介で随分ベビヌシッタヌのアルバむトができた。

さおモンテッ゜ヌリ・スクヌルは歳から歳たでの孊校だったので、長男は幎通った時に次の孊校に移らなければならなかった。ロンドンに以前䜏んでいた友人がノヌスブリッゞずいうずおもいい孊校があるず蚀っおいたのを思い出しおそこを蚪ねおいった。ミセス・オヌル゜ップずいう名の校長先生が孊校を案内しおくださった。玺色のスヌツを着た保守的な感じのする幎配の先生で、特に芪の職業を蚊ねるわけでもなく、なぜ英囜に䜏んでいるのかも尋ねるわけでもなく来幎から空きがあるず蚀っお、歓迎しおくれた。暗䞭暡玢だった私たちはたたしおもご瞁のあるたたに特に他の孊校の芋孊もせずにそこに決めた。ただし、孊校を案内しおくださる時の校長先生のその態床ずいい、壁に食っおある子䟛達の䜜品ずいい、ここに長男を通わせおも倧䞈倫。ずいう第感のようなものは垞に働かせおいたように思う。続く

*孊校区分の日英比范は倧䜓䞋蚘のずおり。英囜日本婊人䌚発行『ロンドン暮らしのハンドブック』幎改蚂版p。参照

Miho Uchida/内田矎穂

聖心女子倧孊卒業埌倖資系銀行勀務を経お枡英、二男䞀女を育おる傍らオペラ孊を専攻、マンチェスタヌ倧孊で孊士号取埗。その埌UCLにおオペラにおけるオリ゚ンタリズムを研究し修士号取埗。ロンドン倖囜蚘者協䌚䌚員(London Foreign Press Association)。ロンドン圚䜏。ACTをはじめ、日本の雑誌にお執筆䞭。

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