世界で活躍、自分の夢を掴んだ男とは:ニューヨークBiz、CEO高橋克明氏 - 2

31.10.2019

 ニューヨークBiz、CEO兼発行人、高橋克明氏(C)写真:ニューヨークBIZ提供

 

 

 

自らが証明 - アメリカン・ドリームは存在する

 

北米最古の週刊邦人紙「ニューヨークBiz」のCEO兼発行人であり、これまでにトム・クルーズ、デイビッド・ベッカム、北野武、樹木希林など1,100人以上の世界の著名人を取材、インタビュアーとして活躍されている、高橋克明氏にお話を伺った。

 

また、高橋氏は日本国内で講演会も行なっており、毎回チケットは完売。2018年11月11日は渡米記念18年目を迎え、ロスと東京にもオフィスをオープンし、そして2019年11月11日には書籍も全国の書店にて販売予定である。(現在アマゾン先行予約受付中:https://www.amazon.co.jp/dp/4893089242)益々今後の活躍が期待できる海外在住、日本人実業家の一人であろう。

 

 

インタビュー1からの続き

 

J:日本での講演会はどういった内容をお話しされていますか?

T:まちまちです。6つくらい話せるテーマがあり、それを主催者側が選びます。前回の講演は、僕がメルマガを書かせていただいている日本最大のポータルサイトのまぐまぐ!でしたが、僕自身楽しく執筆させて頂いていて、テーマは「過去1,000人のインタビューから得た成功の法則、生き方」です。

 

1つだけ自分に自慢できるのは、僕が取材した人たちは、日米トップばかりなんですよね。多分日本人で一番、その世界の成功者の話を聞いているのは僕だと思います。そういう意味で、共通の法則と取材の舞台裏を共にみなさんにお伝えしています。

 

自己啓発本など日本に多く出版されてる中で、ベストセラーの作者よりも成功者の話を書けるし、自己啓発本に書いてないような事も知っています。一般に言われているような「朝早く起きましょう」「進んでトイレ掃除しましょう」「ウィン、ウィンを口癖にしましょう」などではない、本当の意味でのリアルなお話ができるという事と、

あとは、インターンの斡旋事業として「アメリカに飛び出そうよ、若者!」という内容です。

 

J:インターン斡旋業もしているのですか?

T;はい。日本の大学在学中に、アメリカの企業にインターンとして経験を積みたい生徒のためにサポートするところが、日本にはたくさんあり、インターンだけでなく、留学全般を斡旋する企業です。学生は直接どういう風にすればいいか分からないので、その会社が提携している外国の企業を紹介してもらいます。今の時代だからこそ、世界に飛び出そうよ、みたいな話をしてくれと頼まれます。

 

他には、アメリカ進出を考えている企業に対し、ライオンズクラブなどで、日米の違い、企業としてアメリカに進出するために必要なことは何かという内容をレクチャーさせて頂いています。

 

J:成功者の法則や生き方から何かパターンを見つけましたか?

T:今まで1,000人インタビューし、最初の7、8人目で、これはとてもラッキーな仕事ではないか?!と気づき、現在はセミナーや本を出版するに至ってますが、そんなことは一切考えてなく、NASAの宇宙パイロット、大企業の会長、世界的権威ある医師、ハリウッドスターの成功法則など、997人までは自分のためだけにインタビューしていました。

 

それで、10個くらいの共通点を見つけました。毎回講演のオチは11個目の法則の話です。これが実は一番大切なことです。今の日本人は自己啓発本が読みあさり、セミナーにたくさん参加し「日経新聞、毎日30分読みましょう」という事を実行しているんです。でも結局そういうことではなく、成功者全員、その自分の分野を命がけて戦ってきているという事なんです。そこが最大のポイントですね。

(この続きに大事なオチがありますが、それは講演会に参加されるか、本を購入されて確認して下さい)

 

J:とても共感できます。自分の仕事を一生懸命やっている、好きでやっているというのは大事だと思います。

T:あぁ、それ、法則の10個の中の4つ目です(笑)

1,000人にインタビューして共通の法則で、「尋常じゃないくらい自分の仕事を愛している」と全員そうでした。好きとかいうレベルではなく、多分それが生きるイコールのレベルです。だから次に来る法則の5番目はそれに付随して「趣味が少ない」なんです。

 

J:なるほど。もう仕事も趣味も人生も全て一緒なんですね。

T:そうそう。日本は、多趣味がリア充、多趣味は偉いというような風潮があります。日頃耳にする「人の話を聞きましょう」も実は違って、1つ目の法則は「人の話を聞くな」です(笑)

日本はポジティブシンキングと言っていますが、成功者は短期的には皆、ネガティブシンキングなんです。リングに上がるのを怖いと震えるプロボクサーとか、毎回毎回、初日舞台の前日は一睡もできない演出家とか、みんなやっぱり短期的にはネガティブ思考ですね。

 

J:短期的なネガティブシンキングでも、それをバネにして良い方向に持っていけるからということですか?

T:そうですね~、法則の1つ目は「人の話を聞かない」、2つ目は「短期的なネガティブシンキング」、3つ目は「でも結局、長期的なポジティブシンキング」なんですよ。じゃー、最終的にポジティブなんだったら、わざわざ、2つ目の「ネガティブシンキング」の話をしなくてもいいじゃないかと思われるんですが、これは実はとても重要ですよ。今の日本は、とりあえず何でもポジティブシンキングなんです。でも実はそうじゃなくて、ネガティブシンキングで、みんな苦しい思いをして、でも「結果、ここまでやったから俺は自分を信じれる」とかです。世界的に有名なジャズピアニストが演奏前に緊張して帰りたくないと思った日は一度もなかったと。でも逆に演奏中に楽しくないと思った日も一度もなかったと。それはネガティブシンキングとポジティブシンキングの両方なんです。日本は、これを取り除き、とりあえず、「ポジティブシンキングを口癖にしましょう」と言っているんです。

 

先日、大学生に講演会をした際に、最後に一人の男子学生が手を上げてこう言っていました。「僕は魂が震える仕事しかしたくない」っと。彼は音楽で食べていきたかったんです。ちょっと深いイイ話をしている時に、彼はカメラ屋でバイトをしているんですが、『朝起きて、やっぱり眠くて、俺、魂が震えないって、結局バイトに行かなかった』と言ったんです。それを聞いて「はぁ?!」と思いました。ちょっと待てっと。「それでも前向きに。」って、それがポジティブシンキングだって、ただ眠くてバイトサボっただけじゃねーかって(笑)きっと僕は、ティーンズの気持ちが分からないつまらない大人なのかもしれないですが。

 

J:その生徒にその場ではっきりおっしゃったんですか?

T:言いましたよ。『ちょっと待て。お前の魂とバイトとどういう関係があるんだよ!』って言いました。でも日本って、今、そんな感じなんです。何でもかんでもポジティブって。だから、そういうことじゃないんだよ、成功者は、蜷川幸雄さんも野村萬斎さんもレオナルド・デ・カプリオでさえ、みんな死ぬ思いで努力してきてます。K-1の魔裟斗さんも怖いと思い、試合前に逃げ出したくてしょうがなかったっと。みんな最初は怖いんです。これはネガティブシンキングじゃないですか。それを通り越した後に、でも結局俺、何とかするんだ、でもやっぱり私はこれが好きなんだって最後に笑って言えるんですよ。だからバイトサボって、前向きって言われても、カメラ屋さんにただ迷惑がかかっただけじゃないですか(笑)

 

 

 過去の高橋克明氏の講演(C)写真:ニューヨークBIZ提供

 

 

その次に来るのが、さっきおっしゃってた「仕事が尋常じゃないほど好き」という事です。皆さん、仕事が好きな方ばっかりでした。たった一人を除いて(笑)

そして最後に、米倉涼子さん、トム・クルーズのお話を例に挙げ、こんなに全員必死に自分の人生戦っているんだよ、ということを話し、そして、その成功の法則は何かという感じで講演しています。

 

J:海外に進出してくる日本人の方は、優秀な方が多いと思うのですが、例え専門知識や語学力があっても何かコミュニケーション能力の欠如があるのか、諸外国の学生、ビジネスマンに比べると、日本人はグローバル社会に出遅れている感があるのですが、どう思いますか?

T:それは法則の7、8つ目に近い内容なんですが、人が人に感動を覚える時というのは、インプットの量ではなく、アウトプットの量なんですね。だからインプットが素晴らしくいろいろな知識がある方を尊敬しますが、例えば、どこかのコンビニのおっちゃんが、ものすごい野球理論を持っていても、僕はインタビューできません。だって、彼はアウトプットがなく、そのような知識があることを僕は知るよしがないから。もし、イチローがインタビューに応じてくれるというなら、僕は今すぐにでもシアトルに向かいます。彼はアウトプットをし、行動して、体現しているからです。重要な事ですが、AさんとBさんより私の方が知識もあるって素晴らしいとは思いますが、アウトプットがないため、家族以外誰も聞いてもらえないんですよ。もし、このインプット(知識)が自分のアイデンティティになるとすれば、否定するわけではないですが、結局人生は実は行動、アウトプットなんですよ。もうちょっと日本はそれを知った方がいいかもしれないです。

 

J:そのような内容も本に執筆されているんですね?

T:はい。有難いことにたくさんの出版社さんからお話を頂き、その中で3社に絞らせて頂きました。

 

J:この1年で3冊同時に執筆をされたのですね。お疲れ様です。(インタビュー時)

T:はい(苦笑)3冊とも、内容は全て違います。

 

J:今年でニューヨーク在住が19年ですが、渡米された2000年から2019年までにこの街はどのように変化したと思いますか?

T:僕ら自身(ニューヨーカー)は、ちょっとした微妙な変化も毎年感じています。ただ、2001年の911はとても大きな事件であり、その前とその後では大きな変化があったと思います。未だにニューヨーカーと昔話をする時は「それは911の前、それとも後?」という風な話し方をするんです。あの事件に比べれば、その後起こったリーマンショックやトランプ政権も、もちろん変化はありますが、それほど衝撃ではなかったように感じます。ニューヨーカーはあれ以降、耐久性がつき、何があっても動じなくなりました。

 

J:ニューヨーカーも短期的なネガティブシンキングから長期的なポジティブシンキングになったということですね。

T:そうそう(笑)でも未だにこの街には後遺症というものがあり、どこかのビルのオフィスに入るのに、それまで全く必要ではなかった身分証が当然の如く必要となり、顔見知りのセキュリティーのおじさんに対しても、身分証を見せなくてはいけなくなりました。もし身分証を忘れた場合、セキュリティーのおじさんがまず、上階のオフィスに連絡、オフィスのスタッフが1階まで降りてきて、その身分証を忘れた人を確認し、また上階に戻り、データを1階のセキュリティーに送りオッケーがでて、初めて中に入れます。それだけ911は大きな衝撃でした。

 

 

 

 

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