[Photo London] フォトロンドン展示会:Shtager Gallery


今年の展示会では、英国で初公開となる日本人アーチスト赤松裕介氏の作品が多く展示された。彼は町中の視覚的言語をデジタル処理されたコラージュ作品へと大胆に変換することができる。不気味とも言える新しさ、批判的な過去との対話、可能な未来への期待などがテーマとして表現されている。(Photo Londonのデジタルアクセスは今月末まで)


https://photolondon.org/exhibitors/2021-2/shtager-gallery/


赤松氏の作品「COVER」は都市の考古学的側面から作成されており、都市のコラージュは、現代世界がポストモダン都市と変貌したアーティファクトの集合体である。世界中に蔓延しているパンデミックの内容では、時代遅れと未来感が同時に見ることができる。彼は世界のさまざまな都市で撮影した写真を素材とし、スマートフォンの指でぼかしたり、色を変えることで、一見サイケデリックな構図に仕上がっている。しかし、実際に直接作品に近づいて鑑賞すると、印刷されたディテールから、典型的な都市が浮かび上がり、いくつもの層になっている構図に隠された「意味」のヒントに気づくかもしれない。ポストモダン建築の奇妙な装飾品のようなオブジェは、傾斜した台座の上に置かれ、空間に散りばめられ、時には床や壁から顔を出すこともあり、まるで都市の考古学の痕跡のようだ。



Shtager Galleryは、東欧及び、国際的な現代美術を専門とするギャラリーで、ロンドンでは5年前から活動。創設者のマリーナ・シュタガーは、ロシアの文化的自由思想の中心地であるサンクトペテルブルクからの専門知識を導入し、ロシアと世界の重要な現代アーチストを英国の人々に紹介し続けている。


その中には、第58回ヴェネチア・ビエンナーレにロシアの代表として参加したアレクサンダー・シシキン=北斎(1969年生まれ)、デジタルアートのパイオニアであるマリーナ・アレクセーエワ(1959年生まれ)、高い評価を受けている画家のヴァタリイ・プシュニツキー(1967年生まれ)、日本のマルチメディアアーチスト/映像作家の赤松裕介(1967年生まれ)、ロンドンを拠点とする彫刻家のカティア・ケシッチ(1986年生まれ)などが含まれている。


Shtager Gallery

Studio 24

87 Crampton Street

london

SE17 3AZ

United Kingdom